「ルビーちゃん~何が好き」っていったいなに?
「ルビーちゃん~何が好き」の元ネタや背景を知りたい!
結論から言うと、「ルビーちゃん~何が好き」はとある楽曲のセリフが元ネタとなっています。
この記事では、「ルビーちゃん~何が好き」の元ネタの由来やバズった理由、似てるミームやスラングなどを解説します!
ぜひ最後までお読みください。
「ルビーちゃん~何が好き」元ネタの由来
まずは由来を解説します。
元ネタは「ラブライブ!サンシャイン!!」に登場するキャラクター「黒澤ルビィ」のセリフ
「ルビーちゃん 何が好き」という言葉をご存じでしょうか?
こちらのフレーズの元ネタは、「ラブライブ!サンシャイン!!」に登場するキャラクターの「黒澤ルビィ」に由来します。
もともとは作中のセリフなどではなく、黒澤ルビィもメンバーとして入っている「AiScReam」 というサブユニットのデビュー曲、「愛♡スクリ~ム!」という楽曲のセリフフレーズが元となっています。
「ルビィちゃん!」「はーい!」「何が好き?」「チョコミント! よりもあなた♡」という掛け合いがあり、キャラのかわいらしさや言い回しが話題となり、拡散されていきました。
2025年に公開されたライブ映像が元となった
楽曲である「愛♡スクリ~ム!」のリリース日は2025年1月22日ですが、2025年2月に合同ライブがあった際に初披露されました。
そのライブ映像がYoutubeやTikTokにて公開され、キャラクターらしさのある、可愛い振り付けと印象的な歌詞が話題になっていきました。
中でも特にセリフパートである掛け合いの部分が耳に残りやいフレーズだったため、そこのみが切り抜かれてたくさんの層に注目されるようになったと考えられます。
実際、そのフレーズ以外の歌詞は知らないという方も多く、そこもまた拡散の要因になったのではないでしょうか。
主に動画投稿系のコンテンツにて拡散され、アレンジもされていった
ライブ映像が投稿されたYoutubeやTikTokなどの動画作成系のコンテンツにて大きな広がりを見せていき、少し癖になる声や、一度聞くと印象に残りやすい音源なのも相まって、有名なインフルエンサーやアイドルのアレンジ動画が増えていきました。
それによって、主に若者の層での盛り上がりをみせ、”二次元”や”声優”のコンテンツに普段は触れない層にまで広がっていったのも事実です。
また、日本のみならず海外の人たちも「日本産のかわいい文化」として認識し、同じようにアレンジやダンス動画の投稿などをしたことによってミーム化していき、より幅広い層から見られていくようになりました。
「ルビーちゃん 何が好き」がTikTokでバズった理由!どうしてそんなに流行ったの?
続いてはバズった理由を解説していきます。
声優の演技力
「ルビィちゃん 何が好き?」が話題となった大きな理由の一つは、声優の演技力にあります。
このセリフは短いながらも、キャラクターの内面が細やかに表現されており、声のトーンや間の取り方によって“あどけなさ”や“キャラクターらしさ”が伝わります。
声優は単なる可愛らしさを出すのではなく、「相手に気持ちを伝えたい」という微妙な心の揺れを、息遣いや抑揚の変化でキャラクターらしく丁寧に表現しています。
その繊細な演技が、視聴者に「もう一度聴きたい」と思わせ、キャラクターへの愛着を深める要素となったのではと思います。
セリフの中毒性
もう一つの要因は、セリフの“中毒性”にあります。
「ルビィちゃん 何が好き?」は、単純で覚えやすく、語感のリズムが良いため、音として耳に残りやすいのではないでしょうか。
また、“好き”という言葉が持つポジティブな響きと、素直すぎる問いかけや返答の可愛さが拍車をかけました。
テンポのよい言葉構成は音源化やリミックスにも向いており、TikTokでは口パク動画やMAD、リズム編集など様々な派生が作られました。
さらにこのセリフは、見る人によって“恋愛的”“友達的”“推し活的”など多様な解釈ができるため、二次創作やミーム化が進みやすいのも特徴です。
キャラクターの魅力
TikTokでバズった要因の」一つとして、「黒澤ルビィ」のキャラクター的魅力も欠かせないものとなっています。
一途で努力家ですが、内気でおっちょこちょいなところもある性格の女の子です。
幼くて可愛らしい特徴的な声や人見知りな面・臆病で泣き虫な面も相まって「守ってあげたい」の象徴的キャラとなっている一方で、憧れのアイドルとして前向きに努力して成長していく、とても魅力的なキャラクターとなっています。
そんな彼女が「好きなものを素直にこたえる」という構図が、見ていて癒される・可愛いと感じるファン層に刺さり、今回のような人気を生み出したのだとも考えられます。
「ルビーちゃん~何が好き」元ネタの使い方と使用例
元ネタの使い方としては、曲中のセリフパートでキャラクターが「ルビィちゃん 何が好き?」という問いに対し「チョコミント よりもあ・な・た♡」と答えます。
少し照れたような素振りと、答えに少し間を置くタイミングが相まって”あざとさ・可愛らしさ”を生み、真似しやすいセリフとして数々のミームが生まれていきました。
使用例として一番多い例は、「〇〇ちゃん 何が好き?」という問いかけに対し、「〇〇(好きなもの) よりもあなた」とキーワードを変えて使われることが多いです。
特にアイドルやインフルエンサーなどが使用しており、この二つの文章は基本セットで使われています。
相手との掛け合いが必要ですが、音源を使用すれば一人でも掛け合いができるので、その点も簡単に真似できる特徴の一つとなっています。
「ルビーちゃん~何が好き」元ネタの使用例1
元ネタの使用例としてまず挙げられるのが、「K-popアイドルのライブで引用」された点です。
韓国のガールズグループ・aespaのカリナが日本公演のMC中に、ファンのリクエストで「ルビーちゃん、何が好き?」「チョコミントよりもあなた♡」を完コピした映像がSNSで拡散。
これにより海外ファン層にも“アニメ声×アイドル演出”の魅力が伝わるとおもに、文化融合が話題になり音源使用が倍増。
TikTokでは「#Karinaルビーちゃん」「#あなただけチャレンジ」などのタグが誕生し、原作を知らない層まで波及しました。
「ルビーちゃん~何が好き」元ネタの使用例2
次に挙げられるのが、TikTokクリエイターによるリップシンク動画です。
日本のTikTokerたちが、ルビィのセリフに合わせて口パク+ウィンクを決める「恋愛系リップシンク動画」を多数投稿。
特に10代~20代の女性ユーザーが、ウィンクや頬を手で押さえる仕草を加えて撮影するのがトレンドになり、シンプルながらも映える構成で、可愛い・甘い系フィルターと組み合わせることで“告白テンプレ”として流行。
表情演技なども注目され、コメント欄には「これ言われたい」「チョコミント食べたくなる」など共感系のリアクションが殺到しました。
「ルビーちゃん~何が好き」元ネタの使用例3
最後にご紹介したいのが、日常ネタや企業パロディとしての応用された使用例です。
こちらは恋愛ネタではなく日常ボケの部類に入り、「今日のご飯何がいい?」「チョコミントよりもあなた♡」という日常シーンを再現したショートコント風動画も人気。
恋愛・食・ペットなどテーマを問わず使える万能セリフとして浸透し、音源の再利用回数はTikTok内で数十万件を突破。
中には企業アカウントが自社製品名を入れ替える宣伝パロディも登場し、SNSマーケティングの現場でも話題になり、広告文化にも影響を与えました。
これらを踏まえて、TikTok発ミームの代表格にも数えられています。
「ルビーちゃん~何が好き」元ネタに似てるミームやスラング
似ているスラングやミームを解説します。
「俺が好き」
「ルビーちゃん 何が好き」の派生ミームとして知られているものの一つとして、TikTokなどで「俺が好き」と置き換えるミームが誕生しました。
原曲の可愛らしい告白調の歌詞を“俺”という一人称に変えることで、自己アピールやネタ的な自信表現として使われ、ギャップが笑いを誘います。
流行の発端はTikToker・ともぴさんが「自分をイケメンだと思ってルビーちゃんをアレンジしてみた」という音源を投稿したこととされ、国内外で模倣動画が急増。
可愛さとナルシズムが融合した“ネタ系告白ソング”として人気を集めました。
「〇〇しか勝たん」
「ルビーちゃん 何が好き」と似てるスラングで有名なミームは「〇〇しか勝たん」です。
こちらは若者言葉としてここ数年でとても広まったスラングで、日常の会話やSNS上での会話の際に使用されることが多いです。
使い方としては、好きなものや推しなどに対してそれが一番だと断言する意味合いを含めて「(好きなもの・推し)しか勝たん」と言います。
また、「お金しか勝たん」「実家しか勝たん」など”推し活枠”の他に”ネタ枠”として使え、アレンジの幅も大きい点が、「ルビーちゃん 何が好き」との共通点となっています。。
「チョコミント よりもあなた」
「チョコミントよりもあなた」は、「ルビィちゃん!何が好き?」の元となった楽曲『愛♡スクリ~ム!』の中でも特に印象的なフレーズで、単独でもミーム化しているものです。
主に恋人や推しに向けて「チョコミントよりもあなた=何よりもあなたが好き」という気持ちを表す甘いネタとして使われるほか、パロディ的に「チョコミントよりも○○」と置き換えて笑いを取るアレンジも人気となっています。
特にカップル動画や推し活系の投稿で多く見られていて、シンプルながら中毒性のあるメロディーと語感の可愛さがSNSでの拡散力を高めました。
「ルビーちゃん~何が好き」の元ネタについてのよくある質問
よくある質問をまとめました。
どんなところから流行りはじめたの?
流行りのきっかけを掘り下げていくと、ファンコミュニティ内でのコール文化からはじまり、YoutubeやXでの切り抜き動画が拡散されて、TikTokにて”音ミーム”として爆発的にバズり、現在の流行に繋がっています。
黒澤ルビィの声優である降幡愛さんの演技力はもちろんのこと、印象に残りやすいセリフフレーズや中毒性などもひとつの要因となっています。
また、動画の長さが10秒以内で収まり、アレンジの幅も広いため”真似しやすさ”や”使いやすさ”によってショート動画の量産がされていき、一般層や非オタにも定着していきました。
海外ではどんな反応なの?
海外の反応としては、主に英語圏やアジア圏にてじわじわと人気が出ています。
バズり方の文脈が少し違っていて、「かわいい日本語音声ミーム」として広まっています。
音声は日本語のまま使われることが圧倒的に多く、コメント欄などでは「言葉の意味は分からないけど、とってもかわいい!」というような反応がほとんどです。
内容よりも、「声の可愛さ・トーン・演技力」などの点で評価されているため、どちらかといえば”日本文化の音楽・音声”として楽しまれています。
ほかにも、「ASMR・meme素材」としてもひそかにバズっており、”音でバズったという珍しいタイプのミーム”となっています。
このフレーズの魅力って何?
「ルビーちゃん 何が好き」は、たった一言のフレーズですが、魅力的な要素がたくさん詰まっています。
まず、”キャラクター特有の特徴的な声”により可愛らしさ・あどけなさを感じ、声を聴くだけでも癒し要素にもなります。
ほかにも”呼びかけ+質問”の構成によって、思わず声を出したくなるようなフレーズとなっており、誰でも真似しやすいという要素があります。
また、この”黒澤ルビィ”というキャラクターを知っている人にとっては、「ルビィちゃんが言っている!」という点でも特別なセリフフレーズになっているのではないかと思います。
派生ミームはある?
元ネタの人気を受けて。「ルビーちゃん!何が好き?」は様々な派生ミームが展開していきました。
代表的なのは「俺が好き」や「ストロベリーよりもあなた♡」などのセリフ改変タイプ。
原型の構造がかなりシンプルなため、他キャラや日常的な会話にも使いやすく、「〇〇ちゃん何が好き?」→「〇〇よりもあなた♡」の流れは無限にアレンジが可能です。
また、「チョコミント」部分を流行アイテムに置き換えた日常ネタや、カップル系クリエイターが”恋人ボイス”として真似する動画も拡散。
特に、”あ・な・た”の部分の口調を誇張する演出が人気で、ミームとしての”再演・真似される可愛らしさ”も支持されています
このミームが今後長続きする可能性はある?
ミームの寿命は短いことが多い一方で、元ネタに“汎用性”と“公式の追い風(ライブ/アイドル採用)”がある場合、長期化する可能性が高いです。
「ルビーちゃん 何が好き」は声優の個性、単純な言い回し、K-POPなど外部カルチャーとの接続が強みとなっており、派生できるフレーズ(食べ物や人物の置き換え)や企業コラボ、ライブ演出への転用が続けば定着する可能性が高いと言えるでしょう。
逆に公式が意図的に多用を禁止したり、類似ネタが飽和してネタとしての新鮮さが失われると、急速に落ちていきます。
今後長期化していくかは、“公式の扱い”と“ユーザーの創意工夫”が結びつくかどうかが鍵となります。
「ルビーちゃん~何が好き」の元ネタまとめ
「ルビィちゃん!何が好き?」は、アニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』のキャラクター・黒澤ルビィが所属するユニット「AiScReam」の楽曲『愛♡スクリ~ム!』(2025年)中のセリフ「ルビィちゃん!」「何が好き?」「チョコミント!よりもあなた♡」が元ネタとなっています。
ライブ映像がTikTokやYouTubeで拡散し、声優・降幡愛のあどけない演技と語感の可愛さが話題になりました。
音源のリズム感や使いやすさから、リップシンクやパロディ動画が急増し、K-POPアイドルaespaのカリナが引用したことで海外でも人気に。
派生として「俺が好き」「〇〇よりもあなた♡」などの改変が生まれ、恋愛・ネタ・広告など幅広く応用される代表的ミームとなっていきました。

