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「くるち♡くるち♡」の元ネタとは?由来やバズった理由を徹底解説!

「くるち♡くるち♡」の元ネタとは?由来やバズった理由を徹底解説!

「くるち♡くるち♡」っていったい何?

「くるち♡くるち♡」の元ネタや背景を知りたい!

結論から言うと、結論から言うと、「くるち♡くるち♡」とは、X(旧Twitter)から生まれた、可愛いながらも少し「痛々しい」感情を表現するインターネットミーム(ネタ)です。

この記事では、「くるち♡くるち♡」の元ネタ由来やバズった理由、似てるミームやスラングなどを解説します!

ぜひ最後までお読みください。

目次

「くるち♡くるち♡」元ネタの由来

まずは由来を解説します。

発祥はX(旧Twitter)のユーザーによる「ある一言」

「くるち♡くるち♡」というミームは、X(旧Twitter)で誕生しました。

この言葉を生み出したのは、「LOVE♡やめちまえ」さんというユーザーです。

このユーザーは、個性的な投稿や、少し自虐的で独特な感性を持った投稿で知られていました。

インターネットのミームの多くがそうであるように、この「くるち♡くるち♡」も、特定の誰かが作った面白い投稿が、多くの人の目に留まり、共感を呼んだり、面白がられたりすることで一気に広まっていった典型的な例と言えます。

このたった一言が、特定の感情を表す「スラング」として定着することになったのです。

ミームが生まれる瞬間は、本当に予測不可能で面白いですよね。

元ネタとなった投稿の具体的な内容

「くるち♡くるち♡」の元ネタとなった投稿は、X(旧Twitter)ユーザーの「LOVE♡やめちまえ」さんが、精神的に「しんどい」と感じている状況を表現したものでした。

具体的な内容は、彼女の個人的なつらさや、心の中の葛藤を描いたものだと言われています。

しかし、その投稿の結びとして、深刻な感情をストレートに表現する代わりに、「くるち♡くるち♡」という、まるで幼い子どもが言うような、甘えた表現を使ったのが最大の特徴です。

この投稿を見た人たちは、「こんなに感情なのに、最後の言葉が可愛すぎて面白い」「つらい気持ちを、あえて可愛い言葉で包むなんて、ちょっと独特で面白い」と感じました。

つまり、真面目な内容と、それを包み込む「可愛い言葉」の間に生まれた大きなギャップが、多くの人のツボにはまり、このフレーズを一気に拡散させる火種となったのです。

「くるち」という独特な表現の持つ意味合い

「くるち」という言葉は、「苦しい(くるしい)」という言葉から、「し」を「ち」に意図的に変えた、一種のネットスラングです。

この変換には、二つの大きな意味合いがあります。

一つは、「可愛い」を演出すること。「苦しい」を「くるち」と発音することで、幼さや愛らしさを強調し、深刻な感情を和らげる効果があります。

もう一つは、自虐や皮肉のニュアンスです。本当に苦しい状況を「くるち♡」と表現することで、「本当はつらいのに、それを可愛い言葉でごまかしている自分」を表現し、ある種の「痛々しさ」や「メンヘラ感」を醸し出します。

この「可愛いと痛いのハイブリッド」が、特にネットカルチャーに敏感な若者に刺さり、「つらさ」を軽く共有するための便利なフレーズとして定着しました。

「くるち♡くるち♡」が「X(旧Twitter)」でバズった理由!どうしてそんなに流行ったの?

続いてはバズった理由を解説していきます。

ネガティブな感情をポジティブに(可愛く)変換する力

このフレーズがバズった一番大きな理由は、「ネガティブな感情を、深刻にならずに表現できる」点にあります。

例えば、学校でテストの点が悪かったり、推し活でつらいことがあったりしたとき、「ああ、苦しい」と真面目に書くと、ちょっと重苦しい雰囲気になってしまいますよね。

でも、「やだ、くるち♡くるち♡」と書けば、そのつらさを「可愛いフィルター」を通して表現できるので、投稿も軽いノリになります。

これは、ネット上で友達と気軽に気持ちを共有したい若者にとって、すごく便利な表現方法でした。

深刻な悩みでも、笑いに変えたり、共感を求めやすくしたりする力があったからこそ、多くの人がマネして使い始め、あっという間にX(旧Twitter)上で流行語として定着したのです。

真面目な文脈と「ぶりっこ」表現のギャップの面白さ

X(旧Twitter)やTikTokなどのSNSでは、「ギャップ」がある投稿が特にバズりやすい傾向があります。

「くるち♡くるち♡」はまさにそのギャップの塊です。

「苦しい」という、本来は真面目で重たい感情を表す言葉を、ハートマーク(♡)をつけて、まるでぶりっ子のような言い方で表現しています。

この「深刻さ」と「可愛さ」のミスマッチが、受け手にとって「クスッと笑える面白さ」を生み出しました。

真剣につらい状況を説明した後に、最後にこの一言を添えるだけで、投稿全体がコミカルになったり、皮肉が効いたものになったりするのです。

この面白さが、リツイートやいいねを呼び、さらに多くの人に広がるという好循環を生み出し、爆発的な流行につながりました。

「メンヘラ」や「かまってちゃん」文化との親和性の高さ

このミームは、ネット上で見られる「メンヘラ」(メンタルヘルスに問題を抱えていると自称する人)や「かまってちゃん」(注目を集めたい人)的な投稿の文化とも非常に相性が良かったため、流行が加速しました。

このフレーズを使うことで、「私は今、こんなにつらいの。

誰か優しくして!」というアピールを、露骨すぎず、少し茶化しつつ行うことができます。

特に若い世代のコミュニティでは、自分の「弱さ」を少し誇張して表現することで、仲間意識を高めたり、周りからの優しさや共感を引き出したりする傾向があります。

この「くるち♡くるち♡」は、そうした「ちょっと痛々しいけど、可愛い私も見てほしい」という複雑な心理を、たった一言で表現できる言葉として受け入れられ、瞬く間に広まっていきました。

「くるち♡くるち♡」元ネタの使い方と使用例

「くるち♡くるち♡」とは、もともと「苦しい」「つらい」というネガティブな感情を、わざと幼い話し方や可愛い言葉(「ち」や「♡」)を使って表現するネットミームです。

本当に深刻な状況で使うこともありますが、多くは、「大したことないけど、ちょっとだけしんどい」「本当はつらいけど、深刻にはなりたくないから、おもしろおかしく表現する」というニュアンスで使われます。

つまり、自分のつらさを、シリアスに受け取られすぎないように、軽く、可愛くアピールしたいときに使うフレーズです。以下のように使います。

「くるち♡くるち♡」元ネタの使用例1

引用元:X
引用元:X

「苦しい」と言いたいけど、かわいく柔らかく表現したい時に使用します。

「くるち♡くるち♡」元ネタの使用例2

引用元:X
引用元:X

体調不良時など、物理的に苦しい時にかわいい嘆き風に使用できます。

「くるち♡くるち♡」元ネタの使用例3

「ゲームに負けたあたし。くるち♡くるち♡」のように、ゲームで負けたときに冗談っぽく使用できます。

「くるち♡くるち♡」元ネタに似てるミームやスラング

似ているスラングやミームを解説します。

「ぴえん」や「ぱおん」といった感情表現系ミーム

「ぴえん」や「ぱおん」は、「くるち♡くるち♡」と同じく、泣きたい気持ちや、ちょっとした不満を可愛く伝えるために生まれたミームです。

「ぴえん」は、主に「ちょっとだけ悲しい」「軽く泣きたい」くらいの感情を表すときに使われ、顔文字の「🥺」(目がうるうるしている顔)とセットで使われることが多いです。

一方「ぱおん」は「ぴえん」よりもさらに深刻な状況や、より大きなショックを受けたときに使われ、「すごく泣きたい」という感情を表現します。

これらのミームも、「くるち♡くるち♡」と同様に、深刻な感情をあえて軽い言葉に置き換えることで、SNS上でのコミュニケーションを円滑にする役割を果たしています。

真面目に「悲しいです」と言うよりも、これらのミームを使ったほうが、相手に重く受け取られずに共感してもらいやすくなるのです。

「かまちょ」や「メンブレ」などのネットスラング

「かまちょ」は「かまってちょうだい」の略、「メンブレ」は「メンタルブレイク(精神崩壊)」の略で、これらも「くるち♡くるち♡」と同じく、自分の心理的な状態を他者にアピールするためのネットスラングです。

「かまちょ」は、特に注目を集めたいときや、誰かに優しくしてほしい気持ちを表現します。

「くるち♡くるち♡」を使う人も、「かまちょ」な気持ちを表現したいことが多いので、似た使われ方をします。

また、「メンブレ」は「くるち」の元の意味である「苦しい」に近い状態を表しますが、「くるち♡くるち♡」は「メンブレ」を可愛く、または面白く茶化して表現する役割を持っています。

つまり、「メンブレ」はストレートな表現ですが、「くるち♡くるち♡」は、それを遠回しに、ユーモアを交えて伝えるという点で共通しています。

「○○すぎる」のように気持ちを強調する表現

「くるち♡くるち♡」が「苦しい」という感情を強調しているように、「○○すぎる」という表現も、気持ちの度合いを強く伝える点で共通しています。

例えば、「推しが尊すぎる」「テストが難しすぎる」のように、言葉の前に「〜すぎる」をつけることで、その感情がマックスの状態であることを表現します。

これは、SNS上で自分の感情や状況を分かりやすく、共感を呼びやすいように誇張して表現するという、ネットカルチャーの特徴の一つです。

「くるち♡くるち♡」が「苦しいが過ぎる」という意味を可愛い言い方に置き換えたものだと考えると、この「○○すぎる」という表現方法と、感情を極端に表現して共有するという目的が共通していることがよく分かります。

どちらも、若者たちが自分の気持ちを短く、面白く伝えるためのテクニックなのです。

「くるち♡くるち♡」の元ネタについてのよくある質問

よくある質問をまとめました。

いつ頃流行り始めたの?

「くるち♡くるち♡」というミームの起源は、2024年頃にX(旧Twitter)に投稿されたユーザーのつぶやきだと言われています。

そこからネットユーザーの間で話題になり、特に10代から20代の若い世代を中心に浸透していきました。

爆発的に広がり始めたのは、元ネタの投稿が広く知られるようになり、多くのインフルエンサーや一般ユーザーが、自分の「つらい」状況を面白おかしく表現するために使い始めた時期です。

他のミームと同じように、最初は一部のコアなネットユーザーの間だけで使われていましたが、それがTikTokやInstagramなどの他のSNSにも拡散され、インターネット全体で「通じる」スラングとして定着しました。

「くるち」の「ち」にはどういう意味があるの?

「くるち」という言葉の「ち」には、特に深い意味があるわけではありませんが、これは「可愛さ」や「幼さ」を演出するための音の遊びだと考えると分かりやすいです。

元々「苦しい(くるしい)」という単語ですが、最後の「し」を「ち」に変えることで、まるで赤ちゃん言葉や、ちょっと舌足らずな女の子が話すような響きになります。

この音の変化が、「本当に苦しいわけじゃないよ、ちょっとだけよ」という軽いニュアンスを加えたり、「つらい状況だけど、それを可愛く表現する自分」という自虐的なユーモアを生み出したりする効果があります。

また、ハートマーク(♡)と一緒に使うことで、さらにその可愛らしさが強調されます。

つまり、「ち」は「苦しい」というネガティブな言葉を、SNSで使いやすいポップで愛嬌のある表現に変えるための、魔法の音だと言えるでしょう。

このミームは男性と女性のどちらに多く使われているの?

このミームは、可愛らしい言葉遣いやハートマーク(♡)が使われているため、イメージとしては主に女性や、女性的な表現を好むユーザーに多く使われている傾向があります。

特に、自分の感情を「可愛いフィルター」を通して表現したい10代から20代の女性ユーザーのコミュニティで、爆発的に流行しました。

しかし、インターネットミームの面白いところは、性別に関係なく使われるようになることです。

最近では、男性ユーザーが「あえて」この言葉を使って自虐ネタやギャグを言うケースも増えています。

例えば、筋トレがきつい時や、ゲームで負けた時などに、冗談めかして「くるち♡くるち♡」と使うことで、面白さを演出できるからです。

つまり、元々は女性的な表現でしたが、今は性別を超えて、面白いネタとして広く使われています。

「くるち♡くるち♡」はTikTokでも使われているの?

はい、もちろん使われています。

X(旧Twitter)で生まれた「くるち♡くるち♡」は、すぐにTikTokの動画のBGMやテロップ、コメントなどにも広まりました。

TikTokでは、短い動画で面白い状況や感情を表現することが多いため、このフレーズは非常に使いやすかったのです。

例えば、「テスト勉強が終わらなくて泣きそうな動画」や、「推しのイケメンぶりに耐えられない動画」などに、このフレーズをテロップとして入れたり、音源として使ったりすることで、視聴者に状況を瞬時に、かつ面白く伝えることができます。

TikTokで多くの人がこのミームを使った動画を投稿した結果、さらに幅広い層、特に中高生の間で認知度が高まり、今では「くるち♡くるち♡」はSNS全体で通じる共通語のような存在になっています。

このミームを使うのは「痛い」と思われちゃう?

このミームは、可愛さを強調する表現なので、使い方によっては「痛い」(ぶりっこしている、かまってほしいアピールがすごい)と思われてしまう可能性もゼロではありません。

特に、TPO(時と場所、場合)をわきまえず、真面目な話の中に突然使ったり、現実世界で頻繁に使ったりすると、周りから少し引かれてしまうかもしれません。

しかし、多くのミームがそうであるように、「くるち♡くるち♡」も、「ネット上でのネタ」として使う分には、ほとんど問題ありません。

特に、XやTikTokで、友達同士の軽いやり取りや、自虐ネタとしてユーモアを込めて使う分には、「面白い」「流行に乗っている」とポジティブに受け取られることの方が多いです。

ポイントは、「本当に苦しい状況を、あえて軽く見せるためのジョーク」として使うことです。

「くるち♡くるち♡」の元ネタまとめ

「くるち♡くるち♡」は、X(旧Twitter)のユーザー「LOVE♡やめちまえ」さんの投稿から生まれたネットミームです。

元々は「苦しい」「つらい」というネガティブな感情を、あえて「ち」やハートマーク(♡)を使って可愛らしく、かつ自虐的に表現するスラングとして広まりました。

バズった理由は、深刻な悩みを軽く、ユーモアを交えて共有できるという「ギャップの面白さ」にあります。

特に若者文化で親和性が高かった「メンヘラ」や「かまちょ」的な感情を、重くならずにアピールするのに便利で、XやTikTokで瞬く間に拡散しました。

このフレーズは、テスト勉強の疲れや推し活の悩みなど、ちょっとしたつらさをネタにして笑い飛ばしたい時に使われます。

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