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「エッホエッホ」の元ネタとは?由来やバズった理由を徹底解説! 

「エッホエッホ」の元ネタとは?由来やバズった理由を徹底解説! 

「エッホエッホ」の元ネタや背景を知りたい!

「エッホエッホ」ってなんで急にバズったの?

結論から言うと、オランダの写真家ハニー・へーレ氏が撮影した、草むらを走るメンフクロウのヒナの写真が元ネタとなっており、一生懸命走るヒナの姿に「エッホエッホ」というフレーズをユーザーたちがコメント等に添えたことで流行したネットミームです。

この記事では、「エッホエッホ」の元ネタの由来やバズった理由、似てるミームやスラングなどを解説します!

ぜひ最後までお読みください。

目次

「エッホエッホ」元ネタの由来

まずは由来を解説します。

オランダの写真家ハニー・へーレさんが撮影したメンフクロウのヒナの写真

元ネタとなっている写真は、2021年5月にオランダの写真家ハニー・へーレさんが撮影したメンフクロウのヒナが、母親と共にエサのネズミに向かって走っていく姿を写した場面です。

この写真を2025年2月に、比較文学研究者の津田雅之さんがXに投稿し、「地面を走るメンフクロウのヒナ。まだ飛行能力が発達していない段階のようです」とコメントしたことで注目を集め、現在までに5万リツイートされています。

コメントには、愛らしい見た目を評価する声や、切羽詰まったような雰囲気を感じとって頑張れと応援するような声もあります。

当該画像に「エッホエッホ」というフレーズを使った投稿がX上で拡散

「エッホエッホ」というフレーズの生みの親となったのは、Xユーザーである「うお座」氏です。X上に当該画像が投稿された翌日に、うお座氏はその画像を使用し、「エッホエッホ ママに夜ご飯いらないって伝えないと エッホエッホ」と投稿しました。

この投稿は瞬く間に反響を呼び、ここから「エッホエッホ構文」が生まれ、多くのユーザーがこれに続いてメンフクロウのヒナの画像にそれぞれが考えたエッホエッホ構文をつけるという大喜利的なミームが急激に拡がっていきました。

うお座氏の投稿は現在までに1.7万リツイート、29万いいねされています。

かわいらしいメンフクロウのヒナと親しみやすいフレーズ

元ネタの写真に写るメンフクロウのヒナは、まだ飛ぶことができない未熟な状態で、母フクロウと共に行動している存在です。

そのように未熟なヒナが必死に草むらを走る姿に、愛おしさや応援したい、守ってあげたいというような気持ちをもつ人が多くいたようです。

そんなヒナの姿に、「エッホエッホ」という一生懸命何かに向かって走っている、頑張っている様子が感じられる、親しみやすいオノマトペが結びついたことで、より多くの人の目にとまりました。

「エッホエッホ」が「TikTok」でバズった理由!どうしてそんなに流行ったの?

続いてはバズった理由を解説していきます。

親しみやすいメロディーと歌詞

「エッホエッホ」がより多くの人に知られるようになったのは、アーティストのうじたまいさんが「エッホエッホの歌作ってみた。」という楽曲をTikTokやYouTube上に投稿したことがきっかけでした。

この楽曲は、最初の流行のきっかけとなった、うお座氏の「エッホエッホ 〇〇って伝えなきゃ」という構文を利用し、豆知識を伝えるという歌詞になっています。

豆知識の内容は、アンパンマンの中身がつぶあんであることや人間以外は猫舌であるというものであり、子どもから大人まで親しみやすい豆知識になっています。

またコミカルなメロディーも親しみやすく多くの人の耳に残ります。

真似しやすいダンス

「エッホエッホ」がバズった理由の1つとして、ダンスを真似しやすいという点も挙げられます。

「エッホエッホの歌作ってみた。」という投稿ででうじたまいさんが披露したダンスは、両腕を下に向けて少し丸めた状態で軽く振りながら走り、最後に体の前で両腕をぐるぐる回して両手を差し出す形で前に向けるというものです。

これはとてもシンプルなダンスになっているため、リズムさえ覚えてしまえば、小さな子どもたちから大人まで幅広い年齢層の方が真似することが可能であり、ダンスが苦手という方でも短時間で比較的簡単に覚えることができます。

多くの芸能人が踊ってみたを投稿

「エッホエッホ」の踊ってみた動画はTikTokユーザーの間で瞬く間に拡がっていきましたが、その世間の反響に反応した芸能人も踊ってみた動画を投稿するようになっていきました。

女優の橋本環奈さんや畑芽育さん、アイドルグループTravisJapanの松田元太さんなど、今をときめく人気芸能人が踊ってみたを投稿したことで、その芸能人のファンの目にもとまり、より流行が拡がっていく一因になったと考えられます。

また、そのトレンドに反応し、高知県の交通情報板では「エッホエッホ」というフレーズを使ったメッセージが表示され、SNSを飛び越えてさらに流行が拡がっていきました。

「エッホエッホ」元ネタの使い方と使用例

「エッホエッホ」は、主に誰かに知ってほしい情報、豆知識を伝えたいときや、一生懸命誰かに伝えたい思いがあるときに使用されます。

「エッホエッホ」元ネタの使用例1

自分の飼っているペットのことを誰かに伝えたいときに、「〇〇は 男嫌いって伝えなきゃ」、「ドッグフード食べないって伝えなきゃ」のように使用します。

「エッホエッホ」元ネタの使用例2

@a_tsubasa1

エッホエッホで普段彼氏に伝えられない事伝えたら奇跡が起こった‼️#カップル

♬ オリジナル楽曲 – 彼女オタクのつーさん – つーさんとゆっぴ

恋人になにか伝えたいときに、「〇〇に大好きって伝えなきゃ」、「寝顔がかわいいって伝えなきゃ」というように使われます。

「エッホエッホ」元ネタの使用例3

豆知識であれば、「アザラシは後ろにしか進めないって伝えなきゃ」というように水族館の飼育員が生き物の情報を伝える際に使用している例も見られます。

「エッホエッホ」元ネタに似てるミームやスラング

似ているスラングやミームを解説します。

ウッホウッホ

ウッホウッホ」とは「エッホエッホ」が流行していた2025年3月に、TikTokユーザーの「名前募集中」さんが作り出したミームです。

うじたまいさんの「エッホエッホの歌作ってみた。」の音源をアレンジして、ゴリラの血液型や生態といった豆知識を伝えるような歌詞をのせて歌った動画になっています。

名前募集中さんの「ウッホウッホなのゴリラのエッホエッホ」という投稿は、「エッホエッホ」が流行していた時期に、音がよく似た「ウッホウッホ」というオノマトペを使っていることや、豆知識の内容が面白いことから、ユーザーの間で広まっていったのではないかと推測されます。

大沢たかお祭り

@manueljordan.8.1996

爆笑したキングダム大沢たかお祭り10選

♬ original sound – Joe Joe – Joe Joe

大沢たかお祭りとは、映画『キングダム』で俳優の大沢たかおさんが演じた王騎将軍のさまざまな場面の画像に、日常のあるある、育児あるあるなどのキャプションを添えて投稿するといったネットミームです。

たとえば、肩幅の広さや筋肉がついていることがよく分かる王騎将軍の画像を貼り、「パフスリーブ系のかわいい服に挑戦したときの私」というように日常の中で自分の身に起きたネガティブなことを自虐ネタのようなキャプションをつけて投稿します。

簡単にクスッと笑える大喜利のような内容を投稿できるため、女性を中心に拡がっていきました。

しなこミーム

引用元:X

しなこミームとは、若い世代から絶大な人気を誇る原宿系カリスマインフルエンサー「しなこ」さんが行った、野外ライブでの一場面を切りとった画像を使って大喜利を行うという2024年11月から流行した画像ミームです。

このミームのきっかけとなったのは、Xユーザーの「さとう」さんが、しなこさんが大勢の観客をバックに右手で握りこぶしを上へ突き上げる姿が切り取られた画像に、「【極右しなこ】大日本帝国陸軍の威厳を取り戻すぞ~!!!!!!!!!!!」というキャプションをつけた投稿をしたことです。

これはしなこさんの楽曲内にある「~するぞ!」というフレーズを使っています。

エッホエッホと同様に、画像に対して、どこかへ立ち向かっていくようなキャプションをつければ簡単に誰でも参加できるミームだったため、流行したと考えられます。

「エッホエッホ」の元ネタについてのよくある質問

よくある質問をまとめました。

写真家ハニー・ヘーレさんは写真の使用をどう思ってる?

ハニー・へーレさんは、メンフクロウのヒナの写真が日本で非常に人気だということをとても喜んでいるということが、弁護士ドットコム編集部のインタビューによって分かっています。

彼女は写真をFacebook上に投稿したというだけで、それ以上の拡散に関与はしていないため、ここまでどのようにして広がったのかは知らないとのことですが、日本でここまで話題になり、人々を笑顔にして喜んでもらえていることに驚きを感じ、関心ををもってもらえることをありがたく思っていると述べています。

また、写真を通して、「努力」や「可能性」といった前向きなメッセージを伝えたいと述べています。

海外でも反響があった?

実は日本で「エッホエッホ」ミームとして当該画像が広がる前から、メンフクロウのヒナの画像を使ったミームが海外では広がっていました。

ある海外のSNSユーザーは、「仕事から帰ってきたお父さんに挨拶するために走っている5歳の私」というキャプションをつけて投稿しており、日本で流行した「エッホエッホ」ミームのように大喜利やジョークのような内容が海外でも人気だったようです。

イギリスのタブロイド紙「デイリー・メイル」も反響に触れ、「彼女の写真はそれ以来、世界中の何百万人もの人々によって共有され、ジョーク画像を作成するために修正されました」と記載していたとのことです。

「エッホエッホ」の魅力って何?

「エッホエッホ」ミームの魅力は、「エッホエッホ」というオノマトペの使いやすさ、親しみやすいリズム感、汎用性の高さにあると考えられます。

「エッホエッホ」というオノマトペは、一生懸命何かに取り組んでいる様子がイメージしやすく、日常生活の中などでその言葉が合うシーンも思い浮かびやすくなります。

また、エッホエッホと繰り返すリズム感も幅広い年齢層の人たちに親しみやすいこと、「〇〇って伝えなきゃ」という元ネタの構文にとらわれず、一生懸命さなどが伝わる構文であれば何でも合うという汎用性の高さも魅力となっています。

なんで「エッホエッホ」なの?

「エッホエッホ」というオノマトペからは、一生懸命何かに取り組んでいる、必死になって走っているというようなイメージが連想されます。

元ネタ画像となったメンフクロウのヒナの写真は、撮影したハニー・へーレ氏も述べているように、まだ飛ぶことのできないヒナが、母フクロウとと共に一生懸命エサのネズミに向かって走っていく場面であったことが分かっています。

その様子が、「エッホエッホ」ブームの生みの親となったうお座氏をはじめ、多くの人にも分かりやすく伝わって、一生懸命な様子を表すオノマトペである「エッホエッホ」という言葉と結びついたのではないかと推測されます。

どんな画像と一緒に使われる?

「エッホエッホ」という言葉を使いたい場合、一生懸命何かをしようとしている画像、急いでどこか目的地へと向かっている画像と共に使用されることが多いようです。

たとえば、大手弁当チェーンのほっかほっか亭は、2025年2月X上において、元ネタとなった写真のメンフクロウのヒナの形をした唐揚げが、店からどこかへ向かって走っていく画像を使って、「エッホエッホ あたたかいうちに届けなきゃ」といった投稿をしています。

このように、大抵は一生懸命何か目的に向かって走っていくような画像と共に使われることが多いと言えます。

「エッホエッホ」の元ネタまとめ

「エッホエッホ」とは、2025年2月X上でユーザーの「うお座」さんが、オランダの写真家ハニー・へーレさんが撮影したメンフクロウのヒナの画像に、大喜利的なコメントをつけて投稿したことから広まった画像ミームです。

この流行が反響を呼び、アーティストのうじたまいさんが「エッホエッホの歌作ってみた。」という曲をSNS上に投稿したことで、豆知識を伝える歌詞とコミカルなメロディー、簡単なダンスがさらに多くの人々の目にとまり、「エッホエッホ」の爆発的なブームに繋がっていきました。

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