「心安らかなり」っていったい何?
「心安らかなり」の元ネタや背景を知りたい!
結論から言えば、「籠池泰典 氏(森友学園前理事長)が出頭直前に詠んだ詠歌」が、ネットで「心安らかなり」というフレーズの元ネタとされています。
この記事では、「心安らかなり」の元ネタの由来やバズった理由、似てるミームやスラングなどを解説します!
ぜひ最後までお読みください。
「心安らかなり」元ネタの由来
まずは由来を解説します。
籠池泰典氏の発言
2017年、森友学園の籠池泰典氏が逮捕前に詠んだ言葉。
「ああ良き天気。心安らかなり」が最初の由来です。
この発言がテレビ報道で流れ、「妙に文学的」「なんかシュール」と話題になり、ネット上で“籠池構文”と呼ばれるようになりました。
ネットミーム化
森友学園の籠池泰典氏の逮捕後、SNSでこの言葉遣いがネタ化し、「ん、〇〇。心安らかなり」というテンプレートが広まりました。
本来の意味(落ち着いている様子)ではなく、“追い込まれても無理やりポジティブ”というギャグ的ニュアンスで使われます。
「ん、」構文との融合
「ん、」で始まるネットスラング(例:「ん、5点」「ん、完璧」など)と結びついたことで、「ん、課題終わってない。心安らかなり」のような形式が誕生。
これにより「冷静なふりをする自虐ボケ」として定着しました。
「心安らかなり」が「X」でバズった理由!どうしてそんなに流行ったの?
続いてはバズった理由を解説していきます。
ギャップによるおもしろさ
本来「心安らかなり」は“落ち着いて穏やか”という意味ですが、SNSでは「全然安らかじゃない状況で使われるのが定番です。
たとえば、「ん、課題提出まで10分。心安らかなり」のように、焦る場面であえて平静を装うギャップが笑いを生みました。
使いやすく汎用性が高い
短くて語感も独特なため、どんな日常投稿にも合わせやすいのが特徴。
“オチ”としても使えるため、X(旧Twitter)やTikTokで広まりました。
フォーマットがシンプルで、画像・動画・文字どれにも応用できる点が拡散力を高めました。
元ネタのインパクトと「構文化」
籠池泰典氏のニュース映像での詠歌「良き天気。心安らかなり」が印象的で、真面目な場面で詩的に語る姿が“妙にクセになる”と話題に。
その独特な雰囲気がネタとして定着し、後に「ん、〇〇。心安らかなり」という構文としてミーム化しました。
「心安らかなり」元ネタの使い方と使用例
「心安らかなり」は籠池泰典氏の名言から生まれた構文で、ネガティブな現実を“悟り風”に笑いへ変えるネットスラング。
『焦る・困る・絶望』などネガティブな状況を、あえて冷静なトーンで締めることで笑いを取るのがポイントです。
「心安らかなり」元ネタの使用例1
本家「良き天気。心安らかなり」、今もなお色んな意味で愛される詩となりました。
「心安らかなり」元ネタの使用例2
「あぁ良き天気。心安らかなり」、穏やかで、落ち着いている状況で使用できます。
「心安らかなり」元ネタの使用例3


「ん、上司に送るLINE、誤爆した。心安らかなり」
「心安らかなり」元ネタに似てるミームやスラング
似ているスラングやミームを解説します。
情けない写真ほしいです


シリアスな文体でギャップを生むミーム。
もとはSNSのネタ投稿から生まれ、感情を抑えた文体でボケる点が「心安らかなり」と共通しています。
わからせてぇ〜
感情を過剰にドラマチックに表現するネットスラング。
“落ち着きすぎた”「心安らかなり」とは逆方向ながら、感情の誇張と文体のクセで笑いを生む点が共通しています。
ン拒否するゥ!
不利な状況でも“妙に堂々としている”ギャグ表現。
無理なのに強がる姿勢が、「ん、〇〇。心安らかなり」のメンタル構造と同じ。
「心安らかなり」の元ネタについてのよくある質問
よくある質問をまとめました。
なぜこの発言が話題になったの?
逮捕直前というシリアスな場面で「心安らかなり」と穏やかに語ったギャップが、ニュース視聴者の間で強い印象を残したためです。
「ん、」は元の発言にあったの?
ありません。
ネットで別のスラング(例:「ん、5点」など)と混ざって生まれた後付け要素です。
どんなときに使うの?
焦っている・ピンチ・失敗したなど、本来なら慌てる場面をあえて“悟った風”に諦めたいときに使われます。
本人(籠池氏)はこの流行を知っている?
公には言及していませんが、ニュースやSNSでの広まりは報道でも取り上げられています。
実際に使うときの注意点は?
元ネタが実在の人物の発言に由来するため、揶揄や中傷の意図を込めず、軽いネタ・自虐用途に留めるのがマナーです。
「心安らかなり」の元ネタまとめ
「心安らかなり」は、2017年に森友学園の元理事長・籠池泰典氏が逮捕前に詠んだ一句「ああ良き天気。心安らかなり」が元ネタです。
緊迫した状況での穏やかな言葉が報道を通じて注目され、ネットでは「籠池構文」として話題に。
のちに「ん、〇〇。心安らかなり」という形式に派生し、焦りや失敗を悟ったように受け止めるギャグとして広まりました。
現在では、ネガティブな状況をあえて落ち着いて表現する“悟り系ミーム”としてSNS上で定番化しています。

